ある朝の発見

毎朝通る通勤路で、ある日ふと目に留まった1枚の看板。

そこには「テンペ」の文字が!

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テンペというのは東南アジア方面で、主に大豆を発酵させて作る食品です。

作り方としては納豆と似ていて、納豆が煮た大豆を藁で包んで発酵させるのに対して(私が子供の頃は藁に包まれた納豆がスーパーで売られていましたが、いつのまにかパックに変わっていました)、バナナやハイビスカスの葉で包むようです。

作り方は納豆と似ていますが使用する微生物が違うので、匂いや粘りがほとんどなく、全体が白っぽくなったその様はチーズのようです。

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これを細く切って味付けし油で揚げたりして食べるのですが、我が家は訳あってテンペの消費量が多いので、近くで買えるとありがたいなと製造元にアタックしてみました。

小売りはやっていないよと言われたらどうしようかと思いましたが、快く販売してもらいテンペGETです。

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普段我が家で消費している物に比べると、あまり白っぽくありませんが、納豆の専門家が自信を持って送り出したメイドイン伊東のテンペです。実際かなりの量のバックオーダーを抱えているそうで、私が買いに行った時は大パックの方は欠品していて購入出来ませんでした。

とにかく食べてみようと家に帰って、衣を付けて揚げてみました。

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割ってみると大豆の存在感が大きいように思いますが、これは大粒大豆を使用しているためでしょう。一つ一つの豆はしっかり柔らかくなっていて、ホクホクしています。

血中のコレステロールや血圧を下げたり抗酸化作用があったりと、生活習慣病の予防にも良いようですので、この伊東で作られたテンペを一度お試しになって下さい。近々地元のスーパーにも置かれるようになると思います。

以上、納豆が食べられない小口がお知らせ致しました。