最近右肩の痛みに悩まされている小口です。これが五十肩というものなのでしょうか。
さて今回お客様に誘われて「城ヶ崎自然研究路」を一部分だけ歩いてきました。
伊東に住んで20年になる私ですが、恥ずかしながら今まで自然研究路には行った事がありませんでした。(いゃー昔から地図を見る度に気にはなっていたんですよ~。ぜひ一度行ってみようと思っていたので今回が良い機会だと思って………….すみません。言い訳です(´・ω・`)ショボーン )
今回は「いがいが根駐車場」に車を駐めて出発です。
車を降りて駐車場から海に向かって歩き出すと、すぐ自然に溢れた小径に出ます。舗装はされていません。上り下りはありますが比較的歩きやすいです。
5分位歩くとパッと視界が広がります。
ここが「いがいが根」です。約4000年前に大室山が噴火して流れた溶岩が固まって出来た地形です。足下の岩は溶岩の表面が冷え固まって出来た殻が、流れてくる溶岩に押されてバラバラに砕かれたためトゲのように尖った形になり、それが地名の由来との事です。
天気は良いし風は気持ち良いし、空も海も青くてここでしばらくゆっくりしたかったのですが、そういう訳にもいかず次の目的地に向かいます。
また自然豊かな小径を5分ほど歩くと「かんのんの浜」に出ました。
先ほどまでの尖った岩では無く、波に洗われて丸くなった岩がいっぱいあります。目指したのは上の写真で奥の方にある木の生えた岩場です。
手前の岩はそれぞれ結構大きいので歩きにくいです。私は昔、小学生の頃テレビで見たアニメ「忍者サスケ」のマネをして『岩石雪崩渡り!!!』と叫びながら数個の岩を飛び移って行きました。が、4歩目で落ちかけ、5歩目はやめました。年は取りたくないものです。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
慎重に歩を進め岩場の一番上まで出てみると、そこはまた眺望の良い場所でした。
うん、風が気持ち良いねと思っていたら、案内をしてくれた方が下をのぞき込んで見ろと言います。
そこはあまり平ではない岩で、立つと3m位下までストーンと落ちてしまいそうな場所です。恐る恐るのぞき込むとそこに見えたものは…………..
上の写真の真ん中から少し左に寄ったところの黒い岩がわかりますか。
拡大してみました。岩の間に丸い玉のような岩が入っています。これは岩が水流によって動き、周りの岩を削り、削られた窪みに嵌まり込んでさらに周りを削りながら自らも削られた結果とのことで、削られた窪みは甌穴(おうけつ)またはポットホールと呼ばれています。
しかし見事に丸くなっていますね。ボーリングの球みたいです。本当は下りていってすぐ近くまで行けるらしいので、次回は挑戦してみたいと思います。それに「城ヶ崎自然研究路」は他にも見所が有るようなのでそちらも頑張って見たいと思います。