昔は辛い物など全く食べなかったのに、今ではガンガン食べてしまう小口です。
我が家は家内が辛い物好きなので(子供達は除外して)どうしてもそちら方面の味が多くなってしまいます。そして家内は子供達に「お母さんの子供ならこれ位食べられるようにならないとね。あと数年したら辛い物トレーニングを始めるから」と言っています。
当然私には数年などという猶予が与えられる訳が無く常にフルスロットルで辛い物を食べ、「あぁ、美味しい。もう少し辛くても良かったね」と言う事が要求されます。常日頃の鍛錬が大事です。
そういう訳で私が辛い物の表示を見逃す事はありません。今回見つけたのは
丸亀製麺の「うま辛坦々うどん」です。裏メニューで100辛まであるようです。もちろん私が挑戦するのは100辛で決定です。
この辛ボタンをピコピコ押していって辛さレベルを上げていきます。20辛まではお店で直接注文できるのですが、それ以上はウェブページでチケットを発行しなければなりません。
まだまだこんなものでは満足出来ません。
50辛以上を注文すると救済措置として温泉タマゴ1個進呈かぁ。もちろんいただきますとも。
目指す頂まで、あとわずかです。
とうとう99辛まで来ました。「これ以上は人体に影響が出るかもしれない。おまえも頑張ったが死んでしまったら元も子もない。50辛でいいじゃないか。」と画面の向こうから囁いてきますが、もう一押しです。
ふっふっふ、とうとう100辛に到達しました。そして手に入れたのが
この100辛チケットです。うーん、うどん1杯1,650円かぁ。どうしようかなぁ。扱っていないお店も有るようだから、いつも行く大仁店に聞いてみよう。
「あのぉ、うま辛坦々うどんの100辛って、やっていますかぁ」「はい、やっています。でもウェブ上は12日までの予定になっていますが、各店舗で早期終了しても良い事になっていて今日辺りで終わりにしようと思っているので、早めにお越し下さい。」
これで私の気持ちが固まりました。100辛うどんに明日は無い!!!
うどん好きの娘にうどんを食べさせるという名目で丸亀製麺大仁店に急ぐ私でした。
お店に着いて「100辛うどん」と娘用の「かけうどん」を注文すると、お店の人が「かけうどんは、もう1杯サービス出来ますが、どうしますか」と言ってきました。
もちろん、いただきますとも! 娘よ、このサービスの1杯はお父さんの分だからね。
そして出来上がった100辛うどんがこれです!
うーん、食欲をそそるというより体に悪そう。よーし、意を決して一口パクリと。
ん?
もう一口。
んん? 辛くない?
そうです。全く辛くないとは言いませんが、火を噴く辛さではありませんでした。
あえて言えば塩辛い…..でした。おそらく日本人の味覚に合わせて辛味を抑えているのでしょう。
うどん一人前を平らげて、残ったスープにサービスで貰ったかけうどん(丸亀製麺は自分でうどんスープをかけるので手元にあるのは釜揚げ状態)をぶち込み、さらに温泉タマゴを入れて2杯めに突入。そして完食。
おや? 娘よ、ちょっとしか食べていないね。もう食べないの? そーかー、食べないんだ……じゃあ頂戴!
こうしてうどん約2.5人前が私のお腹の中に消えていきました。太る訳だ、やれやれ。