歴史の旅人=小口です。(今日だけです)
今回は海徒歩圏、温泉付、400坪平坦地の別荘を報告致します。
と言っても売り物件ではありません。
伊東市渚町にある東郷元帥の元別荘(伊東東郷記念館)です。昭和4年に建てられました。
以前から興味があったのですが、基本的に土・日曜日&祝日オープンという事で、仕事の都合上行く事が出来ず、第3火曜日(弊社の定休日)を待っての訪問です。(なぜ第3火曜日かというと、その日は伊東市指定文化財の東海館が休みだからだそうです)
道路が北側なので暗い写真になっておりますが、建物には燦燦と陽が当たっています。
間取りは、こんな感じです。昭和初期の建物なので今風ではないですけれども懐かしい感じです。
中へ入ると展示物が色々あります。それは実際に見に行っていただければと思いますので写真は掲載しません。
ただ見て回るだけなのかなと思っていたのですが説明員の方が一つずつエピソードも交えて説明して下さいました。(面白い話もいっぱい聞けました)
せっかく写真を撮ったので建物外観を以下に。
桜もきれいに咲いています。
ちょっとだけ屋内の展示物を掲載します。(東郷元帥についてではないので大丈夫ですよね?)
「日本における造船の父」と呼ばれる肥田浜五郎のコーナーです。伊豆高原(八幡野)の出身で、経歴を見ると凄い人だったんだなと思います。
「日本細菌学の父」・北里柴三郎のコーナーもありました。あまり伊東には関係なさそうに思っていたのですが、この方が伊東に別荘を建てたのが別荘地・伊東の始まりみたいです。
日本初の屋内温泉プール(北里さんの千人風呂と呼ばれていたそうです)のある別荘で現在の野間自由幼稚園の場所にありました。
4年後には1000円札の顔になるんですね。
幕末から昭和初期までの様々な方の関わり合いが聞けて楽しかったです。