あっという間に11月。アメリカの大統領選や、早くも今年の
流行語大賞ノミネートやらなんだか、これまたあっという間に
時間が流れて行きそうですが、私もバタバタと流されないように
したい、営業の木場(こば)です。
今日は半日、大工さんをやってりました(笑)そう、床下点検です。
ただし、このお宅は床下点検口がありません。よくあるのが
キッチンの床に収納庫がありますが、それがあればそこから
床下に入れるのですが無い場合は、和室の床板、コンパネを切ります。
和室の畳を上げて、コンパネを切ります。
私の七つ道具?(笑)丸のこ、メジャー、バール、釘抜き、ヘッドライト等々・・・。
30年近く前は、床板は鉄釘で留めてたんですね。小さなバールで
抜こうとても・・・
頭がもろくなってて、抜けません・・・(涙)
釘が抜けないので、一気にカットする強行手段。
およそ、50cmくらいの大きさで切ります。この時に
釘の下にはいわゆる根太という木がありますから、釘の
スレスレを丸のこで切って行きます。
丸のこの歯は、およそ15mmにセッティング。コンパネの厚みは
およそ12mm。
最新の注意を払いながら、ギュイイイ~ンと切って行きます。
ナイス!!見事にパッカーン!!白いのは、発泡スチロールの断熱材です。
この根太の太さがおよそ40mm、コンパネの厚みが12mm
ですから、15mmの歯でカットすると、カットしたコンパネは
下には落下しないのであります。
庶民の味方、行こう!!みんなでワークマン!!の長靴と膝当て!!
では、地底探検に行って参ります!!(笑)
いわゆる布基礎。高さも充分あり、湿気もなく地面も乾燥しており
かなりいい状態です。ワークマンの膝当ても必要なし!(笑)
がぁ・・・見つけてしまいました(涙)これ、白アリの生息の
可能性がかなり高い、いわゆる蟻道(ぎどう)と呼ばれるものです。
白アリはこのトンネルを通って、木部に到達して土台をパクパクします。
木部の食害はほとんど無く、やはり床下の部分は風通しが良かった
からなのか、乾燥して木部もしっかりしていたので、目に見えての
被害はありませんでした。
しかし、今後の事を考えると防蟻処理はした方が良いかと思います。
こう言った提案をして、買主様にはご納得して頂けました。
よかった、よかった。
可能な限り、お客様の立場に立って、ご提案できるように
頑張ります!!