皆様、こんばんは。
web担当の横山です。
今日は、涼しいと言うより肌寒い位の伊豆高原。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
そんな季節の移り変わりをよそ目に、
先日、Topシーズン入りして賑わう海を満喫して参りました。
秋らしい雲とススキと共に朝日を浴びて☆
ドライブしながら海のコンディションチェック。
ポイントに行ってみないと分からないけど、
沖も風波立ってないし、良さそうだ☆
早起きしてのドライブは、いつもより上がる♪
城ヶ崎海岸にある、私の元職場でもあるダイビングショップに集合して、南伊豆を目指します。
この日は贅沢に、海の師匠であるオーナーとマンツーマンダイブ!昔を思い出し、懐かしさと共に緊張します。
南伊豆といえども、すっかり秋ですねぇ。
去年も投稿しましたが、
今回も、お世話になるのは『海遊社』さん。
イカしたクルーザーとイカした海の男達が出迎えてくれます。
290で「福丸」。「にくまる」ではありません。
船尾のステップが上下してくれるので、
ダイバーは楽々!とても有り難いシステムです。
この船で目指すは、こちら!
弓ヶ浜の沖合にある「神子元(みこもと)島」です!
ここの灯台は可愛いくて絵になります(^^)
ここは、潮の流れがとても速く、経験を積んだダイバーのみが潜る事を許されるポイント。
だからこそ、大きなサイズのブリやカンパチの群れや、ダイナミックな魚の群れが見られる事は勿論の事、
世界でも有数のハンマーヘッドシャークの群れを見られるポイントなんです!
そのハンマーヘッドシャークの群れが泳ぐ様を
『ハンマーリバー』と呼ぶのですが、その『ハンマーリバー』を見たくて、私は毎秋この海を目指すのです!
しかし、自然相手なので、これまで群れを見た時は透明度が悪かったり、青い海の時には単体でしか見られなかったり、ある時は全くサメを見られなかったり。。。
頻繁に行く事が出来れば確率も上がるのですが、そうそう簡単に行く機会を作れない所も、この海の崇高さ。
私の中で、世界で一番『格好いい海』なのです。
通常プランのダイビングは1日2ダイブ。
ですが、コンディション良ければオプションでもう1本潜る事が出来るので、当然、3本のつもりでおりました。
所が…..
【ワクワクの1ダイブ目】
潜降途中でいきなりタンクを叩く音が!
ダイビングの場合、「こっちを見て!」の合図に音を立てるのですが、この海の場合、音がしたらすぐに発信源を見つけないと「大物」を見逃してしまいます。
急いで泳いで師匠に追いつき、二人で音の発信源の方を見ると…….
なんと、いきなりハンマーの群れに遭遇!!!!!
「心の準備できてないよ~!」と嬉しい悲鳴を上げながら、
「ウォ~~~!!!」と大興奮!
その時の写真がこちら!
私が恋い焦がれていた「ハンマーリバー」です!
迫力満点で、最高に格好良い!
思わず、仰向けで大の字になって眺めてしまいました。
一生忘れる事の無い、眺めです。
この写真を撮ってくれたのは、ガイドのS君。実は高校の同級生。
私が現役の時も知っているし、今も、私がいかに海が好きで、さらに神子元にどれだけ恋しているかをよーーーく知っているS君。
こちらがS君。何も告げずサプライズで登場してみました。
そんな彼から、イカしたプレゼントを貰いました。
それがこちら!
師匠と私です。
貴重な二人でのダイブ。懐かしの師弟の思い出にと気を利かせてくれたのだと思います。(口数少ないS君はそんな事言いませんが)
ただでさえ、自分が潜っている時の写真は少ないので、とても良い記念になり、嬉しいです☆
その後、
2本目のダイビングでは、新月翌日で大潮まわりと言うこともあり、人生最高速の潮流を体感。
現地ガイドの皆ですら「この10年で最高速!」と言うほどの速い潮の中、マンツーマンだからこそ、通常なら行かないシビレるコースでハンマーの群れを見せてくれた師匠。感謝です☆
3本目も見事にハンマーの群れを見る事が出来、「まさかのallハンマーーー!」と興奮気味で歓喜の止まない船内。誰もが満面の笑みでした。
そして帰港後、
器材を片付けていると、師匠が駆けてきて、
「ひで、ひで、ひで!」と私の名を連呼。
何かと思えば、
「ひで!海が良いからもう1本船出すけど、行くかって!!!」と、子供のように目をギラギラさせて言うのです。
当然、私は
「当たり前じゃぁないですか!」と。
すると、師匠も「だよなぁ!」と。
早い潮の中を泳ぎ疲れていながら、既に次のダイブに思いを馳せる。
それが、この海の魔法。
この海の、この男達、やっぱり海が大好きだ。
「海が良いから、もう1本!」
海もメンズも男前で格好いい!
想定外の4本目。
まさかの、これまたハンマー遭遇で、
『夢の4ダイブallハンマー!』を実現!
帰港する頃にはすっかり日も傾いて
夕方までたっぷり、今まで経験した事の無い最高のダイビング三昧。
これまでの人生で経験した事の無い『最高のダイビングと最高の休日』。
何とも幸せな1日でした。