さすらいの「道の駅」研究家、小口です。
先日遅ればせながら道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」に行ってきました。
一時期前を通る機会は多かったのですが、なかなかタイミングが掴めずスルーしていました。(向こうに富士山が見えます)
とりあえずお茶でも飲もうと入ったのが、ここです。
サイクリストたちの交流と休息をテーマとしたカフェです。(小口はサイクリストではありませんが….)
スポーツ自転車の貸し出しもやっているようなので、次回は借りて春の爽やかな風を浴びて韮山反射炉辺りまで行ってみたいと思います。運動不足の身には筋肉痛が心配ですが。(この前子供と鬼ごっこをしていて足がもつれて転んだ小口です)
伊豆シシバーガーを食べるわけにはいきません(売り切れですし)が、ビーフ100%のハンバーガーならいけそうです。
しかーし!! 小口が注文したのはこれです!!!
富士山クレープです。富士山の形をしたゼリーが乗っています。(いい年をしたおっさんが窓際でこの写真を撮っていて、外を歩く人に笑われました)
世間の嘲笑も何のその。横に刺さっているスプーンで富士山ゼリーを食べ始めます。富士山ゼリーの下の生クリームは雲海で、いちごソースは溶岩。コーンフレークは冷えた溶岩を表現しているそうです。
富士山クレープをペロリと平らげ、次なる食い物を求めて彷徨う小口。
この施設の中には寿司や洋食のお店も入っていますが、実はそれよりも行って見たい所があったのです。
隣接する「伊豆わさびミュージアム」です。以前ブログにも書いたのですが、ある事情によりワサビが苦手になりました。多少ショックを与えてでも、そろそろ元に戻さなければ!
入ってすぐワサビの洗礼を受けます。
ここをただ通り過ぎるだけで鼻の奥がツーンとします。(小口、ちょっぴり涙目)
このガラスの向こうでワサビを加工しているのですが、その空気を上からダクトでこちら側に吹き下ろしているのです。向こうにも入って自由に見学出来るようですが、その勇気はありません。
ズバリ、このわさび丼が食べたかったのです。わさび丼と言えば河津が有名ですが、ご飯の上に鰹節をのせワサビを摺り下ろし、醤油をかけて食べるシンプルな丼です。
なぜここのわさび丼に興味を惹かれるのかというと、その摺り下ろす道具がちょっと違うのです。
一般にワサビを摺る時は鮫の皮を使いますが、ここでは金物を使います。その名も「鋼鮫(はがねざめ)」!このミュージアムをやっている山本食品の開発で、予約して2~3ヵ月待たないと手に入らない逸品です。そして買えば結構高いのです。
この鋼鮫を試したくて来たのですが……….. おや、わさびソフトクリームは売っているけど、厨房の方は暗いぞ? 昼休みかな? 食事の時間帯に昼休みを取る食堂なんて聞いた事ないぞ? え!、金・土・日曜日と祝日しかやっていないの?
定休日が祝日と重ならないと来る事はほぼ絶望的です。こうして小口は相変わらずワサビが苦手のままになってしまいました。(x_x;)シュン
以下の写真は山本食品のホームページからです。
一番左のミニがワサビ丼には使われています。この鋼鮫の何が凄いかと言うと
摺る面が「わさび」の文字になっていて、そしてこれは冗談ではなく試行錯誤の結果選ばれたデザインで、「わ」「さ」「び」の文字のあき部分がそれぞれ円を描きながら別方向に向いているのが良いのだそうです。(使ってみたかったなぁ)