伊豆の瞳・一碧湖を一周してきました

正月に7kg太ったまま、元に戻らない小口です。
太るのは早かったんですが、痩せる方はなかなか思うようにはいきません。

そこで多少なりとも運動してみようと、朝早く起きて一碧湖を一周してきました。以前より遊歩道を歩いてみたいと思っていたのですが、普段車で通過するだけだったので一念発起です。

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一碧湖は、普段一碧湖と呼んでいる大池と沼池が繋がって出来ています。まずは小さい方の沼池を回ってみました。

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名前の通り、湖というよりは沼や池ですね。

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橋を渡ってどんどん行きます。

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この辺は平坦で楽です。(運動にはなっていない)

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カモさんがいて気持ちが和みます。

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一碧湖から吉田地区への用水路として使われていたという「吉田隧道」の碑が有りました。江戸時代末(140年位前)に旅人が村人の人情に報いるため掘り始め、皆と一緒に13年かけて山を掘り抜いた物だそうで、溶岩ばかりの場所を掘るのは大変だっただろうなと思います。平成15年に改修されています。

途中上り下りもありましたが、沼池を約20分で一周して元に戻ると、続けて大池の方を攻略です。

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こちらの方が広々していて気持ちがいいですね。

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少し歩くと与謝野鉄幹・晶子の歌碑がありました。私、和歌はよく分からないで、もう少し勉強してからまた来る事にします。

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湖の中に島がいくつも並んでいました。十二連島というのだそうです(本当に12有るのか今度数えてみます)。一碧湖が出来たのが約10万年前との事ですが、約4000年前に大室山が噴火して一碧湖に流れ込んだ溶岩の跡です。

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一碧湖神社です。挨拶をしてから写真を撮りました。祀られているのは水辺という事からか竜王や水神といった水関係の神様でした。

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十二連島の一つ、経島です。昔、車でこちら側に来た際に赤い鳥居が目にも鮮やかで由来が知りたいと思っていたのが今回分かりました。

神通力を持った赤牛がその昔一碧湖に住みついたのですが、色々と悪さをして村人を困らせるので、吉田にある光榮寺の住職である日広上人が赤牛退治に乗り出し、封じ込める事に成功します。

そしてそこに小さな祠を建てて、読んだお経を納めたのが経島の由来との事でした。

実は以前光榮寺には行った事があります。私の委任物件の隣に寺社所有の森があり、陽当たりが悪いので少し木を切る事が出来ないでしょうかと、所有するお寺に相談に行った事がありましたが、それが光榮寺でした。由緒あるお寺だったのですね。

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後半はアップダウンが多くなり、再び水辺まで下って来たところには「ブルーギル放流記念碑」がありました。てっきり誰かが勝手に放流したものが繁殖したのだと思っていのですが、目的を持ってやっていたのですね。ブルーギルは鯛に似た味だそうなので一度食べてみたいです。

こうして大池も約40分で一周し、沼池と合わせてちょうど1時間のコースです。今の時期は少し寒いですが、また早起きして行ってみたくなる気持ちよさでした。