気温の上昇と共に体を絞り始めたのに、
ついつい、旨味の増すビールを飲み過ぎてお腹が締まらない横山です。
休日に、以前ご紹介した『伊豆のマチュピチュ』に再度行って参りました!
今回は、『伊豆でマチュピチュを探せ!』の指令元である先輩の撮影のお手伝い☆
某バンドのCDジャケットや販促物用の撮影です。
東京から来るロケ隊と南伊豆で待ち合わせ。
駐車場にはロケバスと別にもう一台ワンボックスが….。
その車に乗っているのはバンドのメンバー。
なんと、鹿児島から17時間かけて来たそうで、既に皆さんお疲れモード。ですが、気合いは十分!
とは言え、撮影場所は2万坪ある山の中。
お手洗いも無いので、ロケバスは道の駅に待機。
撮影をする人を順次現場に運ぶのが私の使命。
車で移動して下車して、そこから山道を進みます。
更に進みます。
道は間違えていないようです。
そして、更に進みます。
疲れてきた所で、
鋭角「く」の字の心臓破りの上り階段が……..
見るだけでもキツい…
メークしたバンドメンバーを汗だくにする訳にも行かず、
ゆっくりと心拍数が上がり過ぎないように進みます。
見上げてみると
カメラマンチームがお待ちです☆
って、まだ上…….
そんな移動を、メンバー個別にする為、
私の移動回数は単純に5回。
しかも、器材を取りに行ったりもしますし…って、誰よりもキツい気もするけど、まぁ昔からそんなもんです。
復路は一人で移動する為、急いで小走りなど..
そう、まさにトレイルランニングです。
撤収作業含めて、この移動をまさかの10往復。
ここで鍛える気は無かったにも関わらず、
結果的にもの凄い運動量となりました。
それだけの移動をしてまでも
来る価値のある神秘的な場所。
そこでの撮影は、とても楽しく刺激的でした。
バンドのメンバーはとてもいい人達で、
物を運ぶのを手伝ってくれたり、
気も合ってキャッキャ笑って話していたのですが、
いざ撮影と成ると、ビシッとクールに格好良くキメていました。
さすが、プロです。
スタッフの方達も、半分は再会だったので、
とても気さくに迎え入れてくれて、
楽しく過ごせました。有り難い事です。
これも、先輩の人柄故に良いメンバーが集まったからなんだと、
今回もまたリスペクトでございます☆
私が20歳の時に一緒に働いていた先輩。
気づけば私達も立派なアラフィフです。
なのに、再開すると昔にタイムスリップ。
お互いに昔と同じ感覚に戻ってしまいます。
その為、
撮影場所を移動する時には、
先輩「横山、脚立持って来て!」
私「はっ!」
次の移動の時は
先輩「横山、水10本頼むわ!」
私「はっ!」
カメラのライトを傾斜地に置けば
先輩「横山!」
私「はっ!押さえます!」
その後も
先輩「横山、書く物!」
私「はっ!」
先輩「横山、敷く物!」
私「はっ!」
先輩「横山、脚立を伸ばしてハシゴにして押さえて!」
私「はっ!」
幾つになっても変わらない。
「私、もう若くないのに…」と思いつつ、実は嬉しい☆
信頼合っての師弟関係。
有り難い存在です。
また、いつお呼びがかかっても良いように、
体を鍛え続けねば!と改めて心に誓ったのでした。
ちなみに、今回のお駄賃は
とても豪華なお弁当!(真ん中の1つ食べた後ですが)
後日、また作品を送って貰えるのを楽しみに待ってよっと☆