家族サービスの日

ミモ座リゾートは7日までお盆前の夏季休業でした。

休みに入ってグダグダ過ごしていましたが、家族からの圧に耐えきれず遊園地へ行くことになりました。

「どこの遊園地?」と聞く私に長女が「ジェットコースターに乗りたい」と言い、「じゃあ、富士急ハイランドにしよう!」と答えた私の心の中にはムクムクと黒い感情が湧いてきます。

「こいつらを絶叫と恐怖のどん底にたたき落としてやる! わはははは」

という訳で、やってきました富士急ハイランド。

平気な顔をしていられるのも今の内だ!

よし、いよいよ入るぞ。

最初にガツンと恐怖させるためには少し強めのところから行こう。

《ええじゃないか》が良いかな。「座席が前後方向に回転する」「ループして大宙返り」「ひねりが入って回転する」という3種類の回転があり、総回転数14回転は開業当時、世界記録に認定されたというアレです。

うん、見るからに凶悪な感じだ。

近くまで来たけど絶叫が聞こえず、動いてもいないぞ?

なんとこの日は《ええじゃないか》は休みでした。

それならば《テンテコマイ》だ!

地上32mの高さで旋回する回転系絶叫アトラクションです。

そぉら、クルクル回って絶叫しろ!

このアトラクションは自ら操作して回転する(つまり回転を愉しむ)ものなのに、うちの連中は操作を放棄して旋回するのみでした。(楽しみ方を知らない奴らだ)

こうなれば《高飛車》だ!

まっすぐ下に落ちるのではなく、さらに内側へと落ちるこれならば絶叫間違いなしだ!

「よぉし、今度はあれに乗るぞ!」と言う私に対して家族は一言「腹減った」

しょうがない。ソバでも食べよう。

「これでもか とろろ」には惹かれるものがあるが、「FUJIYAMAセット」に大食いの血が騒ぐぜ。

食事が終わり、気を取り直して《高飛車》を指さしながら「今度はあれを…」と言いかけた私に家族は一言「暑い」

円形ボートに乗り、地上18mまで上昇後、激流を下るウォーターアトラクション「ナガシマス」。ザッパーン!びしょ濡れ。

暑さは収まったかな。でも私が欲しいのはこういうのじゃあないんだ!

こうなればキングオブコースター《FUJIYAMA》に行くしかない!

《FUJIYAMA》は宙返りはしないけど「急上昇」「急降下」「急旋回」といった恐怖心を煽る動きをするし、何より3分30秒以上の「まだ終わらないの?」という長さが良い。

さぁ、泣け!叫べ!恐怖しろ!わはははは

戻って来た家族は「楽しかった」と一言。アレレ?

「ところでお父さんは、なんで乗らないの?」と娘に聞かれ、「ジェットコースターキングと呼ばれた俺だが年齢制限があって乗れないんだ。俺の勇姿を見せてやりたかったぜ! あぁ、残念! ぐわっはっはっは」

(またこいつ、こんな事を言っているよ)

家族一同の生暖かい視線を受けながら高笑いする小口でした。