仰げば尊し

前回も書いてしまいましたが、2021年もあっというまに3月に突入です。

出会いと別れ、旅立ち、入学、卒業などなど、コロナ禍の中で気を付けながらではありますが、行事が多くなってくる時期ですね。

今回、長男が無事高校を卒業するにあたり、式典に出席して参りました。

場所は「県立伊東高校」 長男は定時制の為、夕方から開式となります。夕暮れ時に学校に立ち入ることもそうそう無い経験ですね。

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身内の話しをブログでとは思いましたが、今回「定時制4年生は8名卒業」となります。自分の息子も含めみんな何らかの「アルバイト」などお仕事を、昼間にやりながら、夕方から学校に4年間通う事になります。そして、その事について送辞を送ってくれた在校生の男子生徒、答辞は不肖の長男が行ったのですが、とても感銘を受けまして少しお話しします。

まず、送辞では「世間一般のみなさんの定時制生徒に向けられている評価について、なかなか上がらない点、自分も入学前はそういう偏見や楽に通えると思っていたが、仕事を続けながら学校に通学することの難しさ、大変さについて話し、自分たちも4年間やりきった先輩方に続けるように頑張ります」といったようなことをお話ししていました。

そして、答辞ですが、元々引っ込み思案で積極的に物事を進めるほうではない、長男が答辞に指名され「最初に思ったのは…できるのかな?」でした。

内容は「最初は定時制の学校に馴染めるかなという思いがあったが、1年生の担任に生徒会の書記として声をかけられてからが自分のターニングポイントだった。2年生で生徒会副会長になりプレッシャーでどうしたら良いかわからなかったが、周りの先生や先輩、仲間に支えられ、3・4年生で生徒会長となり、どうすれば学校生活が良くなるか考えてやってきた」と自信を持って答えていたのに「あぁ~、家だとあまりわからないが、自分の道を見つけてしっかりと進んでいるんだなと」驚きましたね。(笑)

〆の言葉では「自分もそうだったが、失敗を恐れずチャレンジしてみよう。落ちているチャンスを取れるかは自分次第」と在校生に伝えているのを聞いて、父ちゃんもまだまだ頑張っていかねば!! 息子に負けていられないなと元気をもらいました。

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高校を卒業し、4月から自分で見つけてきた専門学校に2年間通うことになるけども、自分の夢に向かって1歩ずつ進んでいって下さい。

4年間よく頑張りました!!これからも応援しています。