「はらぺこあおむし」の観察

正直に言って私(小口)は芋虫の類いが苦手です。

よくいる外骨格の昆虫は平気なのですが、芋虫のあの柔らかい体には触りたくありません。

子供の頃は全く平気でした。それがいつの頃からか見るだけでダメになってしまいました。(何かトラウマになった事件があったのかも! でも多分50年位前だから忘れました。)

ところがうちの娘が「はらぺこあおむし」という絵本を読んで、あおむしに会いたいなんて言うんです。

「絵本があるじゃん」と言ったのですが動いているところが見たいようです。(娘よ、イマジネーションを働かせてくれ….)

そこで毎度お馴染み、ケータイアプリの出番です。「わたしのはらぺこあおむしAR」を導入しました。

AR(拡張現実)という位なので、現実の世界にケータイの画面を通じて「はらぺこあおむし」が現れます。我が家のテーブルや畳の上に出現させて一応娘の満足は得られたようです。(よかった。よかった。)

今回はミモ座リゾートの芝庭でもやってみました。まずはベースになる場所を決めてカメラを前後左右に動かします。この前後左右によって領域が決まるようです。

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真ん中にある白っぽくて丸いものがタマゴです。

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生まれたてのあおむし君です。最初はこの色がどうかと思いましたが、かわいく思えてきました。

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腹ぺこなので果物をガンガン食べます。

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そして満腹になると切り株の上で眠って一日が終わります。

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起きると食べ物をくれと見つめてきます。見つめられると「ほら、どんどん食べて」と与えたくなってしまいます。ゼンマイ仕掛けのテントウムシにぶつかったり、ボールを追いかけて遊んだりしながら、果物を食べまくります。

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何度目かの朝を迎えて、とうとうサナギになりました。いよいよ大詰めです。

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ちょっと顔を出しました。この辺は少しゆっくり目に進行していきます。

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羽化の瞬間です。ついにこの日が来たのかと感動です。

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そして仲間と共にミモ座の空へと飛び立って行きました。雨が降っていたけど大丈夫だったかな。(でも本物のアオムシは、まだ苦手です)