昨日は、東北の震災から丸5年でしたね。夜テレビを
見ながらいろいろと感じるものがあった木場(こば)です。
私、2年半前(2013年)の夏休みに、ソロでキャンプしながら
東北をツーリングして来ました。
こちらは、福島県南会津郡にある、江戸から続く
宿場街・大内宿。社長が前ブログで書いてて、行ってみた。
茅葺き屋根の古い街並み・悪代官はおりません(笑)
名物、ねぎ蕎麦。
白いのは、縦笛ではありません。ねぎ1本!!
その後、ゲリラ豪雨に合い、猪苗代湖近くのオートキャンプ場に
飛び込む。ファミリーキャンパーの中、60才と54才の
ライダーと知り合い、一宿一飯の縁で酒盛りが始まる。
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酔っ払い60のおっちゃんの口癖は
『ライダー、人類、皆兄弟!!』
楽しい夜でした。
翌朝早めにテントを畳んで向かった先は
磐梯吾妻スカイライン。
この道路、景色もカーブも最高でした!!
この日は東北道を一気に走り、岩手県・久慈にいる
友人を尋ねて、ひたすら走る。ここもいい道でした。
この時は、NHKのあまちゃんがブームで、久慈の観光客は例年の
3倍だったみたいです。久々に友人と再会し
しこたま飲みました(笑)
三陸の海の幸を堪能。
私、はじめてホヤをこの時、食べました。いやはや、大人の味。
美味かったなぁ~(^O^)
翌朝、二日酔いの頭で、ごそごそと起きて、遅めの出発。
岩手の三陸海岸北山崎は、海のアルプスです。
晴れてたらもっと見事。
昔、お坊さんが、ここは極楽浄土やぁ~!とツイートしらしい
浄土ヶ浜。
ここから先の宮古、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼と
海岸線を走りましたが、絶句の光景が広がってました。
陸前高田で、奇跡の一本松をカメラに納めようとしましたが
途中で道を聞いた人に、あっちだよと教えてもらいましたが
自分の浅はかさを恥じました。そう、私は観光気分ですが
ここの人は必死に復興と、暮らしと戦ってるのです。
走りながら、メットの中で涙が溢れました。
気仙沼の大谷海岸の道の駅。もともと駅だったけど、津波で流されました。
売店で、お花を買って、そっと手を合わせました。
打ちのめされて、もう海岸線は走れず
早めにテントを張りました。
月明かりの下、焚き火を見ながら、この日見た光景を思い出して
生きてて良かった、忘れちゃいけないと、強く思いました。
あれから5年。俺、できることを一生懸命、生きてるかな?