こんにちは。金指です。連続の登場お許し下さい。
二日目は日が昇ると同時に起床し、楽しみにしていたシュノーケリングです!
実はハワイについてから、アクティビティスタッフの方から電話があり、「今日から政府の政令でハワイ全土でイルカと泳ぐことができなくなった。キャンセルもできますが、どうしますか?」と言われたのです。
そ、、そんなの詐欺じゃないか・・・もうお金払ったんだぞ・・・。と震える私の横で、「いや、やります。明日お願いします(キリッ)」と答える旦那様。いや、やるけども。
そんなこんなで当日を迎え、参加者から聞こえる日本語に少し安心しながら車に揺られること30分。日本語がとっても上手なイケメンスタッフの方の操縦で走ること40分ほど。
イルカの群れがイルヨ~~!の声に全員船の前方へダッシュ。私はBダッシュ。
いないじゃん・・・とボソッと言うと、「いるジャ~~ン!!ドコ見てるの!馬鹿ナノ!!あそこダヨ!!」と言われ、やかましいわい!と思っていると突然、首をつかまれ、イルカがいるらしい方角へねじ曲げられましたが、全然分かりませんでした。
しばらく進むと、海の上をはねまくっている何かが。何あれトビウオ?と思っていると、
イ、ル、カ~~~~~(≧∀≦)♪きゃわゆい~~~!!!
スタッフの方の話によると、一緒に泳ぐのもイルカを追いかけるのもダメだけど、先回りしてイルカが通るのを待っているのはOKなんだそう。
「先回りするヨ!!船かっとばすヨ!!しっかり捕まっててネ!」と言われ顔面を風にひっぱたかれながらイルカの200mほど前に着き、
「ハイ、これ着て!早く海入って!早く!モタモタしないで!アンタ早くしな!イルカ逃げちゃうヨ!」と。
なんだコイツ私に恨みでもあるのか?なんで私だけにこんな・・・と思いながら強制的に海に投げられ、足ひれは!?!?てかマスクでかい!海水入ってくる!!とパニックになる私をよそに、
「イルカ来てるヨ~!!下見て!早く!はや~~くぅ!」
と言われ渋々海の中をのぞき込んでみると、、、
そこにはエメラルドグリーンの世界が!TVや写真などでしか見たことがない景色が眼下に広がり、おちょぼ口の可愛いお魚が団体で泳いでいました。興奮しすぎてマスクをつけているまま旦那様に「すっごいキレイね!!!なにこれ!!アリエルの世界!!感動!!」と一生懸命喋ったのですが、モゴモゴ言っているだけで伝わらず(当たり前)、「マスク取らなきゃ聞こえないよ、、、」とこの日3回くらい呆れられました。
そして、待っていたイルカさんがすぐ近くにいると!!!一生懸命探すのですが、全然見つからず、諦めてプカプカ浮いていると、やって来ました毒舌スタッフさん。「イルカ見た?」「見てない。見つからない」と答えると、「モォ~~~!」と私のライフジャケットの首根っこを掴みぐいぐい進みます。牛かよ・・・と思いながらも、私は叱られる子どものように引っ張られることしかできず、「こっちだよバカ!こっちにいるんだヨ!」と最早父親の愛情にさえ感じる毒舌を聞き流し、水中をのぞき込むと、、、
可愛い二頭のイルカがスイ~~~~と泳いでいました。この時ばかりは感動で声が出ず、静かにイルカが見えなくなるまで水中に潜っていました。
その後野生のウミガメを見たり、スタッフの方がもっと色々な生物を見せてあげたい!と張り切り中々船に戻りません。この日は晴れていたのですが、寒すぎて唇は紫。指先が痺れて上手に動かせなくなったところで半べそをかきながら「船に帰りたい。寒い」と毒舌スタッフに言った所、「ダメ!子どものウミガメがすぐそこにいるヨ!かわいいヨ!・・・でもすごい寒そうだね。一緒に戻ろう。」と、またしても私の首根っこを掴みぐいぐい引っ張って船まで戻してくれて、大きなバスタオルとボアジャケットを貸してくれたのでした。ありがとうお父さん(笑)
そして楽しかったシュノーケリングも終わり、遅めのランチ。ハワイに来たらハンバーガーでしょ!!!海で疲れた後ハンバーガー食べれば午後も遊べるでしょ!と、もしかしたら天性のバカなのかもしれない金指夫婦は、
この巨大ハンバーガーをペロリと平らげました。激うまでした。
全てがビッグサイズで、ビールは飲みきれませんでした(笑)
その後はワイキキビーチを堪能し、プラプラ買い物をして夜9時に夕飯です。
楽しみにしていたクラッキンキッチンです!手づかみシーフード(^O^)
スタッフの方が慣れた手つきでテーブルにぶちまけてくれて、手袋をして食らいます。辛くて唇タラコになりましたが、とっても美味でした☆
この日はホテルに帰り、はち切れそうな胃袋に無理矢理お酒を流し込み爆睡したのでした。
二日目。晴れ。気付いた事:私は世界共通のお馬鹿キャラだった。
三日目に続く・・・