秋だと言うのに動く度に汗をかき、額の汗をぬぐう度にメイクが薄れ、帰る頃にはおでこだけ黒さが際立つ、季節外れの小麦肌(家族にはゴキブリ的と言われます)な横山です。
8月末から中々実現する事の出来なかった念願のダイビングに、先日、ようやっと行く事が出来ました!
とは言え、遠くの台風が秋雨前線を刺激して、朝から想定外のザアザア降り。
時にはセンターラインが見えない程の土砂降り
ですが、それでも脳天気な晴れ女は、自分の運を信じて恋い焦がれた海を目指します!
この日は、私に海の面白さを教えてくれて、ダイビングスキルを高める事やビジネスを仕込んでくれた師匠にガイドを頼み、大好きな南伊豆・弓ヶ浜沖の神子元島(みこもとじま)へ出発です!
南伊豆のダイビングショップに到着したら、すぐさま器材は軽トラへ。お昼ご飯や貴重品を預け、手荷物をまとめ、水着は既に着ているので後は移動時にウエットスーツを着るだけ!
この、ダイビング前後の身支度やら諸々、私の師匠は昔から、どこのお店よりクイックリー。元スタッフとしては、更に先を読んで行動せねばっ!って焦ったのですが、体は覚えている物ですねぇ。段取りもバッチリですゎ(^^)
いよいよ時間となり、ウエットスーツを腰まで着て、南伊豆ののんびりした小道を歩き始める頃、気づけば、あの土砂降りの雨はすかっり止んでおりました☆
乗船するのはこのクルーザー。
どうです?格好良いでしょ♡
小さく移っている人達は、私が『イケメンズ』と呼ぶ、このショップのスタッフの方達です。
ハートが熱く、常に本気な男達。
他のダイビングポイントと違い、流れも速く上級者限定のこの海は、甘えや油断は許されません。
ゲストの命を守りつつ、最高の海を魅せる集中力の高いイカした男達。だからこそ、みんな懐も深い!!!本当に魅力的な人揃いなんです。
このスタッフの中には、高校の同級生も居て、久々の再会もとても嬉しかったです。
この、後部のステップ、これは上下に動くんです。
ポイントでのエキジットの時には、船長がこのステップを下げてくれて全員が乗ると、ウィーンと上げてくれるんですよ。
舟に乗り込み、器材をセッティング。
揺れで倒れないように寝かせて置きます。
この辺りから、興奮でドキドキし始めるんですよねぇ。
そして、いよいよ出港!
舟は港をゆっくり出発し、水深を確保した所でエンジン音がかわり、グィンと体にGを感じながらGooooooo!!って、この加速する時が、私はもの凄く大好きなんです!まさに興奮する瞬間です!
風波をバッシャンと跳ねながら進み、ようやく神子元島に到着。
舟の甲板では、師匠とイケメンズが眉間にしわ寄せながら打ち合わせ。
昔から、この『男達のミーティング』を見ると、私も「よっしゃ!」と気合いが入ります。
師匠やイケメンズの「さぁ、準備しましょうか!」の声で、
器材を背負い、足ヒレもマスクも装着完了!
「さぁ、行くぜ~!」
て、時です。
腕に装着している、ダイビング用のコンピューターを見ると…
なんと……
さっきまで点いていたのに……….
このタイミングで、まさかのバッテリー切れ
「今か….」
こんな運まで持っている私。
なんでだ….!?
帰り際、師匠にバッテリー交換でお預けして参りました。
因みに、この日は残念ながらサメは見られず、透明度もイマイチでしたが、
もの凄く魚影が濃く、タカベやイサキの美味しい群れのカーテンや、
四方を取り囲み、下からも湧いて出るムロアジの群れなど、盛りだくさんで、楽しいダイビングとなりました。
秋のダイビングシーズンはまだまだ終わらないので、
又近々、ハンマーリバー(ハンマーヘッドシャークの群れが川のようになっているのでこう呼ばれます)を見に、再リベンジして参ります!